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関税


関税の説明関税とは、商品を輸入や輸出する際に課税される国税のことですが、日本では輸出品には課税されませんので、日本では「輸入関税」を、単に関税と呼んでいます。

また関税の課税方法は、「従量関税従価関税」の2種類に分類されますが、その輸入品ごとに細かく税率が設定され、関税が非課税となっている商品もあります。

海外からのお土産なども当然、関税の対象となりますが、海外からのお土産品には各商品ごとに「免税点(免税枠)」が設定されていますので、その「量・値段」を超えなければ関税はかかりません。

-従量関税-

従量関税とは、「輸入品の数量」に応じて一定の税率が課税されます。

-従価関税-

従価関税とは、「輸入品の価格」に応じて一定の税率が課税されます。

基本的に日本では、「従価関税」となっていますが、一部の商品は、「従量関税」となっています。

-関税が課税されると-

関税とは輸入品に課税される税金ですので、例えば、「輸入品:100円×従価関税が20%=120円」となりますので、関税が高ければ高いほど国内での値段も高くなることとなります。

ただ日本では関税の税率は全体的に低く抑えられていますし、商品によっては非課税となる物や、一定額までの輸入であれば非課税となる物も多くあります。


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