財テクで2億7,000万脱税
父親から生前贈与された約3億5,000万円を元手に、外国為替証拠金取引(FX)や株価指数先物、原油先物などの取引を行い、2004~2005年に財テク得た利益約7億6,000万円を確定申告せず、約2億7,000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は2007年5月9日、所得税法違反容疑で東京都豊島区の元会社員「小玉昭彦容疑者(64)」を逮捕し、自宅など関係先を家宅捜索しました。
調べによると、小玉容疑者は2003年から、シンガポールの先物取引会社に自分名義と税金のかからないタックスヘイブン(租税回避地)に作った法人名義の口座を開設し、逮捕前の共同通信の取材に「海外取引でもあるし、黙っていれば分からないと思った」と答えていました。
小玉容疑者は国内の先物取引で得た利益も申告しておらず、利益は中国の投資用不動産や未上場株式への投資に回しており、法人名義の取引については容疑を否認しているとのことです。
[平成19年5月9日・四国新聞より一部引用]
それにしても2年間で約「7億6,000万」の利益とは凄い財テクですね
( ̄ー ̄;
ただ外国為替証拠金取引(FX)で利益を得ている人は相当多いようですので、小玉昭彦容疑者以外にもかなりの人が利益を得ているにもかかわらず申告をしていない人がいると予想されています。
もちろんこれほどの利益を上げている方はごく一部でしょうが、一般のサラリーマンの年収を遥かに凌ぐほどの利益を上げている方はかなりいるでしょうね。
その方たちが確定申告しているのかは不明ですが、税務署は見逃しませんので、心当たりがある方は気をつけてくださいねσ(^_^;)
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